2019/09/06 企業、電力の越境調達広がる

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新電力ニュース

【新電力ニュース】2019/09/06 企業、電力の越境調達広がる
電力制度は1951年以来、大手電力が地域独占を前提に「発電・送配電・小売り」を一括して担う形式が長く続いた。ただ、2016年に全面自由化され、地域の壁は崩れつつあり、安い電力会社を選ぶ時代になってきた。

実際、電力会社の切り替えによる経費削減を狙い、契約を切り替える動きが出ている。セブン―イレブン・ジャパンは全国のコンビニエンスストアで使う電力調達先を見直しており、3月には関東地方の一部で東京電力系から北陸電力に切り替えた。コストなどを考慮したという。

中部電力は2017年7月、愛知県岡崎市の三菱自動車の主力工場の電力契約を東京電力ホールディングス傘下の新電力、テプコカスタマーサービス(TCS)に奪われた。「(同県がお膝元の)トヨタ自動車の工場だけは絶対に奪われるな」。当時、中部電の社内ではこんな声が上がった。

ただ、自由化されたとはいえ、発電所や送電網は東電など国内10社の電力大手がなお抱えている。地域間で価格の差が広がっている背景には、電力会社ごとに閉じた送電線網などが影響しており、今後見直し議論がいっそう進む可能性がある。

出典:日本経済新聞