2020/05/01 電力スポット価格、土日昼間は「ほぼ0円」 法人需要減で下落

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【新電力ニュース】2020/05/01 電力スポット価格、土日昼間は「ほぼ0円」 法人需要減で下落
新型コロナウイルスによる経済停滞が電力の競争環境にも影響を及ぼし始めた。法人需要の減少が一因で電力が余り、取引所で売買するスポット(随時契約)価格が下落。4月第4週は前年同期を約4割下回り、土日の昼間を中心に「ほぼ0円」となる時間帯も出ている。安値を受け、在宅勤務者向けに日中の料金を抑えたプランを提案する新電力も登場している。

日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場では、発電事業者と小売事業者が翌日に発電・販売する電力を毎日売り買いしている。自社で発電設備を持たない新電力の小売事業者は卸市場から電力を調達する。

新型コロナの影響で、電力を大量に消費する工場や大型商業施設の稼働が減少。需給が緩み、足元のスポット価格が下がっている。4月の第4週の平日の平均価格は1キロワット時5円で前年同期を38%下回り、土日でも49%安くなった。発電調整が難しい太陽光発電の供給が増える昼間には価格が「0.01円」となる日も増えている。

新電力の四つ葉電力(大阪市)はこのほど、日中の電気料金が他時間帯より最大5割減となる「ステイホームプラン」の展開を期間限定で始めた。在宅勤務や外出自粛の広がりに対応したもので「電力の調達価格が下がり、安価のプランでも利益が出ると判断した」(浅岡保裕社長)。

同業のLooop(東京・台東)も日中に増えた電気料金の一部を商品券で還元するキャンペーンを始めたところ、先着8千人の申込枠がすぐに埋まった。在宅勤務の増加に対応した電気契約がこれから増えそうだ。