2016/01/11 ホクレンが電力小売り 北海道の農家向けに供給

ご質問・お問い合わせはお気軽にどうぞ
お電話は平日9時から18時まで
0120-978-105
見積り対応件数ダントツNo.1

新電力ニュース

【新電力ニュース】2016/01/11 ホクレンが電力小売り 北海道の農家向けに供給
 北海道のホクレン農業協同組合連合会は2015年度中にも道内の農家を対象にした電力小売事業を始める方針だ。農家に割安な電気を供給して生産コストを下げ、農業の競争力を高める。電力の供給先は農家や農業関連施設に限定する。農協系組織による新電力(特定規模電気事業者)参入は初めてとみられる。

 ホクレンが78%出資する子会社のホクレン商事(札幌市)が電力を小売りする。ホクレン商事は経済産業省に新電力としての届け出を済ませ、販売する電力を供給してくれる電源を選定中だ。年度内にも電力の調達にメドを付ける計画だ。

 当面は電力使用量の多い大規模な酪農家などに販売する。冷却機や搾乳機などを動かすため比較的多くの電気を使う。農協施設などでの利用も働きかける。

 北海道電力は泊原子力発電所(北海道泊村)の再稼働のメドが立っておらず、14年度まで2年連続で電力料金を引き上げた。値上げ前に比べ約3割上がっており、農家から割安な電気を求める声が強まっていた。

 電力小売りに参入する企業などは経産省に届け出る必要があり、すでに700近くが届け出た。16年4月からの電力小売りの全面自由化を前に、自社やグループ、取引先のコスト削減を目的とする新電力も増えそうだ。